2026年6月10日「parisの日本文化会館にて十二単衣の講演」

2026年6月10日、未明は日本文化会館にて、十二単衣(宮廷で着用された伝統的な十二枚重ねの日本の礼服)の構造について講演を行いました。

タイトル:「Beauté des costumes de l’époque Heian 平安装束の美」
講演では、十二単衣の着付け実演も含まれ、聴衆にとってこの複雑で美しい日本の文化遺産を知る貴重な機会となりました。

講演会は18時30分から90分間にわたり行われ、多くの皆さまに平安装束の歴史や構造、そして日本の伝統美についてご紹介しました。

音楽劇『TAMASHIZUME』と十二単の世界

講演では、2024年に上演した百人一首をテーマとする音楽劇 『TAMASHIZUME』をご紹介しました。

また、十二単の着付けについて、京都の衣紋道 「雅ゆき」さんを取材し、特別映像を制作しました。

映像には、『TAMASHIZUME』に出演された浅野和馬さんと山口安紀子さんにご出演いただき、大沢拓人さんが撮影・制作した動画とともに、十二単が形づくられていく過程を紹介しました。

イラストと写真でひもとく平安装束の美

当日は、私・さかもと未明が制作したイラストや写真を多く取り入れたスライドを使用し、平安装束の構造や色彩、重ねによって生まれる美しさについて解説しました。

一枚一枚の衣を重ねることで完成していく十二単。その繊細な構造には、日本人が大切にしてきた季節への感性や、色彩に対する豊かな美意識が息づいています。

十二単の着付けを実演

講演の最後には、モデルを迎えて十二単の着付けデモンストレーションを行いました。

衣が一枚ずつ重ねられ、優雅な十二単の姿へと変化していく様子を、皆さまに間近でご覧いただきました。

平安装束の奥深さと、日本文化が育んできた美しさをパリの皆さまにお届けできたことを、心からうれしく思います。

ご来場くださった皆さまをはじめ、本講演の開催にご尽力くださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。

開催概要

開催日
2026年6月10日
開催時間
18時30分から90分間
会場
パリ日本文化会館 小ホール
タイトル
文化講演会「平安装束の美」

出演・スタッフ

着付け
「Kimono de Paris(着物でパリ)」
Kana Lottaさん、アシスタントの皆さん
モデル
Miyuki Nguyenさん
通訳
武貞智子さん
映像出演
浅野和馬さん、山口安紀子さん
映像制作
大沢拓人さん

共催

  • パリ日本文化会館(Maison de la culture du Japon à Paris)
  • 国際交流基金
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